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”中世”の面影が残る街並み

アイルランドの街並みは、その自然環境と同様に、実に多様であるといえます。ただ全体として、中世から19世紀までの古い建物を残しており、自然と調和している点は共通しています。

アイルランド最大の都市にして首都ダブリンには、真に色鮮やかな”ジョージアン様式”の建築物が建ち並んでいます。アイルランドがカトリック教の熱心な信仰国であることから、クライストチャーチ大聖堂などの貴重な宗教建築物も見られますし、街全体が芸術的造形に溢れています。しかし、そんな神聖で芸術的なイメージとは裏腹に、街中は若者の熱気に溢れ、己が芸術を発表し合っている。ダブリンはそうした、新旧の芸術の熱意が交じり合う街です。

他方、第二の都市コークや第四の都市ゴールウェイは、ダブリンとは対照的です。こちらはジョージアン様式よりさらに古い”中世”の建築物を残し、人々は豊かな自然の中で長閑な時間を過ごしています。ゴールウェイもダブリンと同じように街中の芸術が盛んですが、こちらでは港町らしいアイリッシュな芸術を見ることができます。

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