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敬虔なキリスト教国

アイルランドは国教こそ定めてはいませんが、国民の9割がキリスト教信徒という、ヨーロッパでも随一のキリスト教国です。キリスト教が宣教されたのは今から約1600年ほど前―――5世紀前半のことでしたが、以降アイルランドの地では様々な変遷を経ながらも、キリスト教が信仰されてきました。現在では、首都ダブリンにある「セント・パトリック大聖堂」「クライスト・チャーチ大聖堂」をその象徴として、ローマカトリックの熱心な信仰が行われています。その敬虔さは世界一ミサへの出席率が高いと言われる程です。

聖パトリック

聖パトリックはアイルランドにキリスト教を広めた人物で、アイルランドの守護聖人の一人とされています。アイルランドに初めてのキリスト教教会を建てたのも彼です。アイルランドでは聖パトリックに対する敬愛の念が強く、彼の命日は聖パトリックの日として大いに祝われます。また、彼の象徴”シャムロック”は三位一体を表すものとして、アイルランドのあらゆる場所で見つけることができます。

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